またまたこれまでとは異なるジャンルに挑戦してきた(G)I-DLEの「Uh-Oh」。グルーヴ感のあるサウンドがとってもおしゃれな洋楽テイストの楽曲です。
今回ももちろん作詞作曲はソヨンが担当。ほんと、ソヨンの作る曲はセンスが溢れてますよね。今まで発表してきた楽曲全部がかっこいいし、さらに凄いのが全曲ジャンルが異なっていて、似ている曲がひとつも無いってことです。たまに、かっこいいけど似たり寄ったりな曲ばっかり書く人とかもいるじゃないですか。ジャンル関係なくこんなにクオリティの高い曲を書けるって、ほんとセンスの塊だと思います。
で、今作はジャンルとしては90年代ヒップホップのブーンバップに分類されるみたいです。ヒップホップには詳しくないのであんまりピンとこなかったんですが、わたしが最初にこの曲を聴いた感想は“洋楽テイストでおしゃれ”でした。ヒップホップの本場はアメリカなので、洋楽テイストって言ってもあながち間違いではない…?日本ではあんまりメジャーではないジャンルだし、ブーンバップはK-POP界隈でもガールズグループが挑戦するのは珍しいみたいですね。
ビジュアルに関しては、みんなかなりヒップホップに寄せてきた感じですが、特にイメージが変わったのがミンニです。
(여자)아이들 [Uh-Oh] 📻
— (G)I-DLE·(여자)아이들 (@G_I_DLE) June 18, 2019
Concept image - 민니
2019.06.26 18:00 (KST)#여자아이들 #G_I_DLE#Uh_Oh#민니 #MINNIE pic.twitter.com/rj49fEtlph
最初写真を見たとき、こんなメンバーいたっけ?と本気で思ってしまいました…。黒髪にして、そして分厚いパッツン前髪でかなり印象が変わりましたよね。強めな感じで、今回のコンセプトにすごくマッチしていると思います。曲でもサビのパートを任されていますもんね。
ただ、今回の曲の中でわたしが一番印象的だったのは、歌い出しのソヨンのパートです。これまではソヨンの声って低めでかなりねっとりしたイメージだったんですが、この曲に関しては割と高めの爽やかな感じですごく意外性がありました。声質そのものがねっとりしているんじゃなくて、きっと歌い方だったんですね。あと、その後に続くスジンが、メロディは一緒なのにすごく女性らしいフェロモン溢れる歌い方をしていて、それぞれの個性が出ていて素敵だな~と思いました。スジンはほんと、歌声もダンスも色気がありますよね。
今回のカムバックでも早々に1位を獲得し、音源強者としての実力を遺憾なく発揮した(G)I-DLE。「LATATA」を引っ提げて日本デビューも決まったとのことで、そちらも気になりますね。正直言って、あまり日本受けするイメージのグループではありませんが…。楽曲のクオリティの高さは間違いないですし、K-POP好き以外にも刺さるポテンシャルが十分あるんじゃないかと思ったりもするので、一ファンとして見守っていきたいと思います。