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独断と偏見によるK-POP楽曲紹介♥

『Secret(비밀이야)』#宇宙少女 #WJSN #우주소녀 #Cosmic Girls

レトロポップで耳馴染みの良い『Secret』

今回ご紹介するのは、宇宙少女の「Secret(비밀이야)」です。2016年8月発売の2枚目のミニアルバム「THE SECRET」に収録されています。

壊れかけのオルゴールのような特徴的なイントロから、ソラの「シッ!」を合図に本編に突入するこの曲。どこか懐かしさのあるレトロなサウンドに、ハネ感のあるミドルテンポの曲調がとっても可愛らしいですよね。そんなレトロポップで耳馴染みの良い「Secret」の注目ポイントはこちら!

コロコロと変化するダンスフォーメーション

今作のダンスの見所は、綿密に作り込まれたフォーメーションチェンジです。上下左右、幅と奥行きを上手に使い、少人数のユニットをパズルのように組み合わせ、コロコロと変化していくフォーメーションは見ていてとっても面白いですよね。要所要所にメンバー全員で作る綺麗に揃ったフォーメーションも組み込むことで、最初から最後まで飽きさせない構成になっています。この振り付け、考えるのも教えるのも覚えるのも、すごく大変だったのではないかと思います。

特にイントロ~Bメロのフォーメーションは、変化が多く必見です。また、曲全体を通して単純なフォーメーションが少ないだけに、ラスサビの綺麗に整列したメンバーによる完璧なシンクロダンスもより印象に残りますね。

イントロ

冒頭のオルゴールのようなパートは、ネジ巻き人形がクラシックバレエを踊っているような振り付け。ソンソ → ヨルム・ボナと繋いでいき、ソラがウインクしながら口に人差しを当てる「シッ!」を合図に(ここすっごく可愛いですよね)横移動でメンバー全員がステージ全体に広がっていきます。Aメロが始まるまでは、休む間も無いフォーメーションチェンジに目が離せません。最後はゆっくりとしゃがむメンバーの後ろから、Aメロの入りを担当するヨンジョン・ヨルム・EXYのユニットが出てきます。

Aメロ〜Bメロ

 Aメロ〜Bメロにかけては、歌っているメンバーを含む少人数のユニットを目立たせるように、歌割りが変わるタイミングでフォーメーションもコロコロと入れ代わっていきます。さらに、ユニットごとの組み合わせだけでなく、そのユニット内でも細かなフォーメーションチェンジがあり、構成がとても複雑です。ライブ映像ではパラパラと切り替わるカメラワークも相まって、どこにどのメンバーがいてどの部分がフォーカスされているのか、あらかじめ全体像を把握していないと全然わかりませんね。軽快なリズムに乗せてフォーメーションを組み替えながら、後半はユニットの構成人数を少しずつ増やしていき、そのままサビへと繋がっていきます。

サビ

サビは、基本的に振り自体はメンバーみんな同じ振りを踊っているのですが、やはりフォーメンションが複雑だったり入れ替わりがあったりすることで、そこまで全体でシンクロしているイメージではありません。しかし、ラスサビのヨンジョンがフェイクに入る部分では、綺麗にハの字に並んだメンバーが、照明が一気に明るくなるのと同時に一斉に踊り出すので、この楽曲の中で一番ダイナミックで迫力のあるシーンになっています。

曲中に自然に組み込まれたラップパート

今作では、2番のAメロ部分がラップになっています。宇宙少女のラップ担当といえば、EXYですよね。

個人的に特にラップが好きと言うわけではないので、曲によっては無理にラップを入れ込まなくても…と思うこともあるのですが、この曲に関しては、ラップが曲の流れや雰囲気を壊すことなくスッと曲の中に馴染んでいる印象です。

自然に感じる一番の理由は、おそらくラップパートにイントロと同じオケが使われているからだと思います。一度聞いたことのあるメロディーなので、違和感なく耳に入ってくるんですね。ラップに入ると曲調が変わる場合は、上手にアレンジされていれば曲の中でアクセントとなる印象的なパートになるのですが、場合によっては無理やりラップを詰め込んだような違和感を覚えることもあります。今作はイントロと同じオケにすることで、1番のサビ終わりから自然にラップに入り、Aメロとしての役割を果たしています。

曲中に自然に馴染んでいるため、曲のアクセントとしてはあまり機能していませんが、その次のBメロ部分が音数の少ないアレンジになっており、曲が単調になるのを防いでいます。全体を通しても、バランスが取れた曲構成になっていますね。

おまけ

宇宙少女は最初は12人組のガールズグループとしてデビューしましたが、この曲から当時I.O.Iで活躍していたヨンジョンが合流して13人体制になりました。元々歌唱力に定評のあるメンバーで、この曲でも歌い始め・サビ・フェイクと大活躍しています。ただ、個人的にボーカルラインの中で声がこの曲のイメージに合っていると思ったのは、ダウォンとソラです。どこか憂いを帯びた声質が歌詞の世界観にマッチしていて、特にダウォンの歌声は切なげな歌詞にぴったりハマっています。ついつい歌の上手さやダンスの上手さにばかり注目してしまいますが、声質によって曲のイメージはガラッと変わります。ぜひ一度、メンバーそれぞれの声質にも注目してみてください!